神奈川の山no.92阿部倉山
神奈川の山no.93二子山(下ノ山)
神奈川の山no.94二子山(上ノ山)
09.01.24土 晴れ
『道迷い遭難』で知った『新ハイキング』なる雑誌を初めて買った.あまり面白くなく,読むところも少ないのだが,そのなかに一つだけ神奈川の山で行ったことのない山が紹介されていた.それが二子山.急に予定していた順番を変えて,三浦のこの山にいくことにする.2万5千図にはろくに道が記載されていない.初めて歩く道なき道を行くトレーニングとして,三浦なら大変なことにはならないだろうと甘いことを考えて,出発.
新逗子駅から六代御前の墓まではまったく問題なし.ここから登りはじめる.老夫婦を追い抜いて調子よく登って行く.見晴らしのいい地点にすぐ着く.しかし,ここで行き止まり.さらに無理やり進んでみるが,畑の上にでたあと,まったく進むことができない.方角を地図とコンパスをたしかめて,こっちのほうだがと思う方になんとか進んで見ると,道にでる.やっと二号古墳の案内.さらにすすむとこのあたりが公園なのであった.みるとさきほどの老夫婦がなかむつまじく朝食中.あら,という感じで笑われたようだったが,軽く会釈して終わり.みっともない.こちらが道を間違えたのをお見通しだろう.どこで間違えたのかわからないのだが.『新ハイキング』をあとで読み直すと,どうやら途中で小さい道に折れるのらしい..まったくわからなかった.二号古墳から一号古墳まではかなり距離がある.数100mの案内があったが,それ以上ある感じ.山の中の雰囲気のいい道である.二号古墳はそのなかに立ち入って,展望台まであるのだが,一号古墳は縄で守られていて,中に入ることはできない.創造以上に大きなものである.
古墳から急坂を降りるとすぐに新しそうな住宅街.このあたりもよくわからないが,コンパスと2万5千図と勘をたよりに歩いていく.下に急に降りていく階段があり,これかと思うのだが,自信がない.ちょっと先へ行ってみるが,遠ざかりすぎそうで,『新ハイキング』を確認すると××邸手前の階段を降りるとある.ズバリここであった.この階段が急で長い.すぐ前に山があるのに,こんなに下らされるのかと思うといやになるくらい.ここから先も勘とコンパスを頼りに進んでいく.足湯の葉山温泉へでる.以前テレビで見た.しかし,もうやってないようである.足湯だけでは飽きられるのも早いのだろう.どうやら案内よりも先に県道へでてしまったらしい.かまわず車道を歩いていく.御霊神社と思しき神社が確認できた.このあたりから横道にそれる.
そして,地蔵尊.いよいよ登山道である.ところが木でとうぜんぼされている.あらと思うが,その先は開けている.いったいどうしたのか,と思いつつ,とにかく木をまたいで進んで見るが,そのさきは竹林の山でとても進めそうにない.あきらめて,川沿いをいくか,山沿いに迂回するかどうしようかと考えつつ,戻り始めると,七つの地蔵のすぐ手前に,小さな登り道の入口.こっちだったのか.そこを登り始める.まったくわかりづらい.ここからは,迷うようなところはなく,どんどん緩やかに登って行く.阿部倉山への登りへの別れがあるはず,とそこだけに気を付けて歩いていると,あった.しかも,二子山への案内が小さくでている.そうでないほうが間違いなく阿部倉山だと信じ,右へ折れる.すぐに頂上.ちゃんと小さな表示があった.展望はまったくきかない,数平方メートルほどの空間が頂上.ここから戻らずに,二子山のほうへいけないものかと探ってみたが,無理そうなので,あきらめて戻る.
分岐に戻ってみると,阿部倉山方面の表示もあった.地面に付くくらいの低い位置だ.ここからは,トラバース気味に下っていく.粘土質の赤土で,非常に滑りやすく歩きにくい.しかし,地図に載っていない道ながら,迷うようなところはない.南郷公園のほうへの分岐をすぎると,急な登りを少しで,二子山(下ノ山)頂上.少し明るく,阿部倉山よりは広いスペースだが,展望は厳しい.ベンチもない.木の合間に海が見える.横須賀方面だろう.
すぐに降りはじめたところで,老夫婦二組とすれちがう.本日初めて.どうやら二万五千図にない道とは言え,地元の人にはけっこうポピュラーなところらしい.ちょっと下って,すぐに登り始めると,二子山(上ノ山)頂上.ここは広い場所で,三方が開けている.展望台もある.気持ちのいい場所だが,ちょっと風が強い.枯れ草上の少し影になった部分で,昼食.ストーブで湯を沸かし,スープとコーヒー.そして,おにぎり.ところが食べていると何か騒がしくなってくる.振り返ると,なんと50人くらいの団体.おそろしい.ここまでの数で山に来るか.しかもこの団体もまた,ここでお昼ですなんて言っている.まいった.人の前にも平気でやってきて,お弁当を広げる.そうそうに退散.しかし,こういう数の団体をどうやって統率するのか.こんな団体で歩いていて,楽しいのか.
ここから林道をずっと歩く.これは地図にある.ここの途中から分かれて,尾根を行きたいと思い,気をつけてみていると,記念板のようなものがある.ここは戦争中,神中(今の希望が丘高校)の生徒が植林をやったところだという.木を人力で運んだのか..ここから,林道から分かれていくための標識があり,山道へ入る.すぐに,森戸川への標識.私は尾根を行きたいので,JR東逗子駅と書かれている方向へ進む.ちょっと方向が違うが,きっとどこかで分岐があるはず.と信じて歩くのだが,ちょっと長く歩くとさすがに心配になってくる.しかし,地図とコンパスからは,この方向でいいと思われる.すると,すぐに,JR東逗子方面と,待望の田浦梅林の標識.右へいく.さらに進むと,墓のようなものがあり,左折する道がある.ちょっとわからないが,標識は何もなく,直進.すると,道は右へ曲がって行く.あれ,と思っていると,数人のグループが道端で休んでいるので,梅林はこっちのほうでいいのか,と聞くと,違いますよと即答.わたしの地図を指して,今は,このへんですよと教えてくれる.畠山へ進む道の途中だという.そんなに来てしまったとは思わないのだが,..そして,教えてくれた女性は,「三浦アルプス」と書かれたカラフルな地図をもっている.え,そういうものがあるのか,とショック.京浜急行と書かれていたので,京浜急行の駅等で配られているのだろうか.家に帰ってから,インターネットを検索して,ダウンロードできた.で,けっきょく,教えられた場所は馬頭観音から南下する道だったのだ.女性も二万五千図は見たことがなかったので,わからなかったのだろう.お墓のように思えたのが馬頭観音だった.二万五千図にはまったくマークが何もない.ここは標識がほしいところ.馬頭観音まで戻って,最初の道から見て,左折.すると,左折に見えて,実は直進方向にすぐに曲がって進んでいく.まったく,このように道がなっているとはとても地図からは読み取れない.一万図だったらそういうこともなかったのか.あとで,見た三浦アルプストレッキングマップでも間違うかもしれない.
少し歩くと,田浦梅林は右,白赤稲荷は直進という標識.なんだかよくわからないが,直進.馬頭観音の場所がよくわかっていなかったし,間違いを教えられたせいだったが,とりあえず,直進で間違いない.ほどなく急坂の下りになると下に稲荷が見える.鳥居の数は30ぐらいか.全部くぐって,お参り.ここからまだかなり下る.はるかむこうに京浜急行が走っているのが見える.ここから畑の横,階段を降りて,住宅街の中へ.さらにえんえん歩いて京浜急行のガードをくぐる.さらに歩いて国道へ.駅の方角を地図で確認して,右方向へ.すぐにJR田浦駅へ.2万5千図に載っていない道を歩く,ということで構えた山旅だったのだが,ちょっと間違えただけでどうということのないものだった.あとから調べると,ハイキングコースだったのだから,参ってしまう.しかし,2万5千図を作ったころにはなかった道を整備したということなのだろうか.その割にはもう少し,ましな標識を用意してもよさそうなものだが.
総行動時間03:55
自宅0728→0731新田坂下0732→0739日吉゜おにぎり0752始発急行→0806横浜0810直通各駅→0850新逗子
0852→0858六代御前墓0900→0918二号古墳0920→0932一号古墳0936→1002御霊神社→1008地蔵尊→1028阿部倉山1033→1058二子山(下ノ山)1103→1118二子山(上ノ山)1153→馬頭観音1232→1253白赤稲荷神社1258→1322JR田浦駅
1329→ビール→1408横浜1412→1432日吉1448→145新田坂下→15自宅
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